POSSESSED - Revelations Of Oblivion
アメリカのスラッシュメタルバンド Possessed の 3rd『Revelations of Oblivion』をレビュー
POSSESSED - Revelations Of Oblivion 収録曲
- Chant of Oblivion
- No More Room in Hell
- Dominion
- Damned
- Demon
- Abandoned
- Shadowcult
- Omen
- Ritual
- The Word
- Graven
- Temple of Samael
POSSESSED - Revelations Of Oblivion REVIEW
アメリカのスラッシュメタルバンド Possessed の 3rd『Revelations of Oblivion』をレビュー。2019年リリース。
33年ぶりの復活作。伝説のバンドの復活とかそういう事は抜きにしても単純にカッコ良いリフが満載の痛快なスラッシュメタルアルバムである。これは胸がすく。
ギターリフの気持ち悪く不気味な響きは Possessed 以外の何物でもない。Jeff Becerra のボーカルも当時と変わらない。オリジナルメンバーは Jeff Becerra のみ。彼のみでよくここまで Possessed らしさを再現できたなと驚く。
さすがに音質、演奏ともに現代的になっている。正確で小気味良い程にカチッとしたリズムには往年の姿を求める方は戸惑うかもしれない。さすがに 1st『Seven Churches』の危うさは狙って再現できるものでもないだろうしメンバーが目指すものでもないだろう。
過去の邪悪さはそのままに安定した演奏により疾走感とダイナミックさを増幅させた感じ。とにかくリフが抜群に良い。これすごく大事。演奏陣は相当な手練れ。ギターリフも良いがギタリスト2人それぞれのギターソロも熱い。
理想的な復活作。こういった復活作にはガッカリさせられることも多いがこれは素晴らしい。少し曲数が多くて長い気もするが疾走曲メインで小細工なしに勝負している所に好感が持てる。過去作のファンは勿論、スラッシュメタル好きなら失望させられることはないだろう。
POSSESSED - Revelations Of Oblivion CD情報
- US Thrash Metal
- 2019年リリース
- Nuclear Blast
- metal-archives.com
POSSESSED - Revelations Of Oblivion メンバー
- Jeff Becerra
- Vocals
- Emilio Marquez
- Drums
- Daniel Gonzalez
- Guitars
- Robert Cardenas
- Bass
- Claudeous Creamer
- Guitars