SEX MESSIAH - Eastern Cult Of Sodomy
日本のブラックメタルバンド Sex Messiah の 1st『Eastern Cult of Sodomy』をレビュー
SEX MESSIAH - Eastern Cult Of Sodomy 収録曲
- Drawing Closer to Sex Messiah
- Holy Death
- Priest in Suicide Forest / I.A.O.
- Secret Initiation
- Killed by Judas
- Salved by Terrorism
- Nuclear Armageddon
SEX MESSIAH - Eastern Cult Of Sodomy REVIEW
日本のブラックメタルバンド Sex Messiah の 1st『Eastern Cult of Sodomy』をレビュー。2018年リリース。
最初に聴いた時に Mayhem『Deathcrush』を思い出した国産ブラックメタルバンド1stフルアルバム。前作同様の極悪スラッシュメタルを基盤としたブラックメタルをやっている。歪み割れかけた耳障りなギターと前作『Dawn Of Sex Messiah』以上に狂気を孕んだボーカルが凄まじい。近寄り難い刺々しさをビジビジと感じさせる音である。
前作『Dawn Of Sex Messiah』の最新音源の作風からデスメタル方向に進むのを予想していたがそうではなかった。大方のリフの作りはスラッシュメタル寄りのカッチリした音になっている。ウォー・ブラックメタル風のドガドガした質感も減ったため整合感は増したと言える。と言ってもお行儀が良くなったという事は全くないので勘違いしないように。
全7曲26分。あっさりし過ぎて聴後に殆ど記憶に残っていない。リフを繋げただけのような曲ばかりで聴かせ処に乏しい。未整理のデモ音源のような印象を受ける作品である。『Hymn of the Apocalypse』の路線で進んで欲しかったというのが本音。
SEX MESSIAH - Eastern Cult Of Sodomy CD情報
- Japanese Black Metal
- 2018年リリース
- Nuclear War Now! Productions
- metal-archives.com
SEX MESSIAH - Eastern Cult Of Sodomy メンバー
- Moenos
- Guitars
- Abaddrums Doom Grinder
- Drums
- Sodom Survivor
- Bass
- Sadistic Blasphemer
- Vocals